さよなら友よ - 山田パンダ
かぐや姫時代から多くの名曲を作詞している山田パンダさんなのだが、Yahoo!ミュージックには2曲しか歌詞が登録されていないので、本人作詞のこちらを選んだ。パンダさんの歌詞はもっとセンチメンタル、あるいは乙女ちっくな路線のものが多くて、そちらの方が面白いのだが。例えばかぐや姫時代の「僕の胸でおやすみ」「眼をとじて」、ソロになってからだと「まえぶれ」「坂道」のような歌は、今だとモチーフ自体が出てくるわけがないような気もするのである。
もう1曲、Yahoo!ミュージックに出ているのが「風の街」で、詩がちょっと聴いてみるとパンダさんっぽいのだが、実は神田川を作詞した喜多条忠氏。作曲は吉田拓郎氏で、吉田氏が歌っているバージョンもあるのだが、この歌はパンダさんバージョンの方が個人的には「幼く見える」のあたりが雰囲気がよく出ていていいような気がする。ていうかパンダさんの方がトロトロ感というか、そういうのがあって、キレがないのがかえって合っているのだ。
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