恋人がサンタクロース - 松任谷由実
案外最近やってなかった季節外れの選曲。松任谷由実さんの曲で、恋人がサンタクロース。意外だったが、この曲はシングルカットされていないらしい。1980年にリリースされたSURF&SNOW というアルバムに入っている。ホイチョイプロダクションが製作した「私をスキーに連れてって」という映画の中で使われている。
松任谷由実さんの作詞した歌は、歌詞の感性が独特で、誰も真似できない個性的な内容だ。シンガーソングライターなら当たり前のように思うかもしれないが、実際そうでもないもので、大抵の人が思いつくものは他の人も思いつくのが普通。僅かの個性の違いで勝負するというのがこの世界なのだが、松任谷由実さんの場合、そこが飛びぬけているというか、尖がっている感じ。この歌も、モチーフはありがちだがそう簡単には出てこないシチュエーションだし、リフレインとして出てくるところの構成も面白い。
メロディは例によってサラッとしたサビの部分が非常に印象的にできていて、映画で使いたくなるというのがよく分かる。でも映画を見てないので、どの程度使われたのか分からない。実はサビの所が出てこない…なんてことは流石に有り得ないと思うけど、どうだろ。
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