はずれくじ - 風
風のファーストから、はずれくじという曲を紹介する。歌詞が微妙に違っているような気がするけど。
恋のはずれくじが舞ってるという感性は、正やん的で視点が面白い。かぐや姫の三人の中では、別れの曲を一番クールに書いてくれる。「22才の別れ」や「なごり雪」のような歌詞はとても儚い。日記は最後のページだし、歩いているのは坂道だし、そういった何気ない描写の細かいところがやけにリアルで、どこかの世界に迷い込んだような感じ。
メロディはロックアレンジで、フォークロックという言葉もあったけど、かぐや姫のようにギター2本とベースというスタイルから飛び出して、こういう曲が違和感なく出てくるというのは、いろんなことを考えさせる。アコースティックのサイドギターの切れのよさはポイント。ときどき出てくる16分音符のカッティングが決まっている。「はずれくじが舞ってる」のところをコーラスできる人と一緒に歌うと気分ははずれくじ?
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