Nowhere Man - The Beatles
キテレツな歌詞ではあるのだが、非常に繊細に美しい。出だしの He's a real nowhere man, という所でもう痺れてしまう位、音感というか、英語的な美しさに溢れた言い回しが凄い。にしても、nowhere man って何なんだろ。実際はこれはレノンが自分のことを書いたという話があるらしいが。あまりにも抽象化ができすぎていて、誰のことでもないし誰のことでもある、そんな感じなのだ。
歌詞がビューティフルなら曲はシンプル。コーラスは上手い感じにキマっているが、小学校の音楽の教科書に出てきてもおかしくないようなメロディラインが、これまた歌詞によくマッチしていて、nowhere song みたいな。
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