天までとどけ - さだまさし

新年恒例のさださんの番組があるとは知らなかったが、何となくそういうイメージだとしたらこの曲がよさそうな気がした、天までとどけ。1979年の曲。

風船の憧れという視点はそう簡単には出そうにないけど、単語が最初にあって組み合わせるとしても、なかなか出てこないような気がする。風船が飛んでいくといえば、浅田美代子さんの赤い風船とか、山田パンダさんの風の街を今まで紹介しているが、やはり儚い感じがあって、この歌のようなポジティブな発想に繋げたのはさださんの感性だろう。「君のふるさとになりたがっている」という表現は、そうではない歌がいくつもあるだけにリアルな感じがする。

曲は普通にさだ調。ギターのアルペジオに乗せて歌う。コード進行も特に何ということもなく、ゆるゆるとした感じ。それだけにサビの所のメロディーのよさが光っている。最後はあんな高い声ではカラオケで歌えないというか、挑戦的なのか。

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