吸殻の風景 - さだまさし
最近の風潮だとタスポとかいうカードがなければ自販機から煙草を買うこともできなかったりして、何か妙な世の中になってしまったような気がするが、タスポって出てくる歌はないのか。吸殻というのは雰囲気分かる。この歌、煙草の火をつけてから消すまでの間のやりとりだから、ほんの数分ってところか。「つまるところ」という言い回しは何となくさださんっぽくていい。どちらかが列車を乗り違えたってのは、要するにどっちかドジったってことなのか。歌詞はそうでもないんだけど、案に男の方がいけないと言ってる感じがする。
曲はエレキのリードから入るアップ・テンポなアレンジ。サビに入るつなぎの所でピアノのバッキングが入る。歌詞もそれほど暗いわけではないけど、曲は底抜けに明るい。エンディングのフェードアウトするところのソロを両チャンネルで勝手に弾いてしまうというのが何かを象徴しているのだろう。
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