また逢う日まで - 尾崎紀世彦
6月は雨ソングということで雨が出てくる歌を紹介しているのだが、雨というのが別れのイメージだという話を何度か書いている。しかしこの歌は、別れの歌であるにも関わらず、じめじめした暗さとか悲しさが感じられないところが凄い。二人でドアを閉めて二度と戻ってこない部屋が目に浮かぶ。って考えてみたらそういう経験ないけど。気遣って昨日に戻ることもイヤだという前向きな精神が今の時代からは想像できない果てしない未来が目の前に広がっていた頃の空気を感じさせてくれる。
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