おきざりにした悲しみは - 吉田拓郎
衆議院が電撃解散して今年中に選挙ということになりました。ということで、政治が出てくる歌なんか集めてみるかと思ったのだけど…難しいか。ないことはないが、今日はまず、吉田拓郎さんでおきざりにした悲しみは。この歌を2010年11月20日に紹介したときも、「まつりごと」が気になるということを書いている。
「まつりごと」とは「政」で政治だろう。とことん切迫したときに人は「今どうするか」を考える。明日のことを考えるなんてのは、まだまだ余裕があるってこと。日本の国民は将来が心配とか年金がどうとか言うけど、それは皆さん裕福である証拠だ。本当に大変な国は今だって子供は餓死するし油断したら弾に撃たれて死ぬ。そういう世界を知らぬふりしていると、いつか大きな逆襲を食らうことになるだろう。それも摂理なのだろうか。
まあでもこの歌は、やっぱり好きだなぁ。いきなりズーンと来るユニゾンのエレキのリードから、エレピだのオルガンだのどんどん重ねてくるけど、そんなの関係ないように浮き上がった感じのボーカルがなぜかとても悲しいのである。
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