上を向いて歩こう - 坂本九

1985年の8月12日、日本航空123便が群馬県の御巣鷹に墜落した。あれから今日で30年。今日紹介する曲は、坂本九さんの上を向いて歩こう。この歌は2013年3月5日に紹介している。さっき J-Wave で奇妙礼太郎トラベルスイング楽団さんのカヴァーが流れていた。楽団っぽいアレンジが新鮮だ。

歌詞には「幸せは空の上に」と出てくる。空の上に幸せは見つかっただろうか。日本は何か失敗があると、責任者の首を切って済ませるような風潮があるようだが、失敗事例の原因を突き止めて、徹底的に対策する。そういうアメリカ的な風潮がこの頃から活発化したような気がする。「なぜ」「どうして」が理解できないと反省は空虚になる。上を向いて歩く資格は、いつも前を向いて歩いている人にしかない。

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