水無し川 - 吉田拓郎
作詞は松本隆氏。木綿のハンカチーフなどと同様の遠く離れてしまう恋人がモチーフ。冬将軍というような言葉が光っている。昨今の温暖化には似合わないかもしれないし、気持ちが変らないなら髪を切らないでくれという発想が古いような気もするが、こういうどっしりとした感じの歌詞は、今時だと「メールすればいいじゃん」で片付けられてしまうのだろうか。人生が廻り舞台だというのは、Melody Fair で life を like a merry-go-round と歌っているような感覚か。
曲はバリバリのフォーク。吉田拓郎氏の淡々としたメロディが心地よい。カッティングで入るエレキと、控え目なストリングスが哀愁を添える。
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