Also Sprach Zarathustra, Op. 30 - Einletung - Strauss (R)
いやマジで疲れた。日帰りもさることながら、帰りの重い荷物とか。お彼岸で日帰りでお墓参りなんて人もいるかもしれないが、頭が下がる。ということで今日はクラシック、リヒャルト・シュトラウスの名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」。ググったら「~はこう語った」というタイトルが多かったので、何となく遠くになりにけり。手持ちのCDは、ベルリンフィルハーモニーオーケストラの演奏、Georg Solti 指揮。
昔 fortune だったか何か忘れたが、「ダイクストラはかく語りき。GOTO は死んだ」というパロディがあったのを思い出す。何を語るかというのは語る人の思想を伝えるには重要な行為なのだが、ここでツァラトゥストラというのは架空の人物であり、作者たるニーチェがなぜ「ニーチェはこう語る」と言えないのか、そこが面白い。聖書にはエピソードがたくさん出てくるが、その後に弟子にだけ秘伝を語るようなところがある。説明しないと(しても)分からないというのが興味深い。最近は論理的思考のできない日本人が増えているようだが、もともと人間は何か言われると正しく理解できない性質を持っていて、それが人類の発展へのファクターなのではないか、みたいな。
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