いつか冷たい雨が - イルカ
雪? 雨だろ…と思った方もいらっしゃるだろうに、歌はいきなり「雪が降る駅」から始まる。この歌に雨という言葉はどこにも出てこない。だから、歌全体を冷たい雨の降っているイメージの上に乗せた感じで聴くべきなのだろう。雪から連想するイメージは、ここでは冷たいということ。老犬の上だけでなく、むしろ死体の上に降り積もっていくような、そのような感じまでする。雨は雨で、動かなくなった「もと生き物」を洗い流し、新しい生命のサイクルへと繋げる、そんな感じ。最後に咲くことになっているお花たち、そこに何か暖かいものを感じられたら救われるような気がする。
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